行け!!専業両替部

FX 外国為替を中心とした話題を自由気ままにつづります

株 素人が高配当銘柄100万円を長期投資する

株の素人が100万円を使って投資したいが、何を買っていいかわからない
本来であれば、これからはAIだからとか自動運転だからとかこれから伸びる会社に対して未来を予想し投資できるのだろうが、難しいしよくわからない

そこで素人が思いついたのが、高配当銘柄
貯金してもほとんど増えないし、配当をたくさん出している会社の株を買っておけば少しは増えるんじゃないかと思った次第です

それくらいだったらインデックスファンドとか買っておけばいいじゃないかと言われてしまいますが、ファンドには管理費用やは諸費用という経費を払っています。売買時に支払う手数料とは別です

例えば「1698 - 上場インデックスファンド日本高配当」は売買の手数料とは別に
・運用管理費用(信託報酬) 0.308%
・諸費用(目論見書の作成費用など) 0.1%
・売買委託手数料など 0.55%
合わせて0.958%を手数料として年額支払って運用してもらっているわけです。
簡単に言うとインデックスファンドに組み込まれている銘柄が平均1%株価1年後に上がっていたとしてもこの費用でチャラになってしまっているということです
当然他人に運用してもらっているので、手数料として支払うものは支払わないといけないのです
ただ100万円預けて1万円の手数料を支払うのはもったいない
もちろん株価が下がっても1%は支払う必要があります
100万円預けて1年後95万円の価値になっても9500円の手数料を支払っていることになります(間接的なので直接的には見えないのです)

今回高配当銘柄として選んだのは(自分で探すのは面倒なので)Zai Onlineに載っていた銘柄をまずダーゲットとしました

diamond.jp

ここで挙げられている銘柄から以下の基準で17銘柄を選定しました
1.1業種1銘柄
2.成長が見込みにくい業界は選定しない

実際高配当銘柄にはそれなりの理由があると思っています
非常に悪い言葉で表すと、業績は悪いもしくは成長が見込めないので株価を維持したいため高配当にしている
そのため、5年前から業績が悪いもしくは今の環境では成長が見込めない産業には投資をしないということです
実際排除した銘柄は銀行JTパチンコ関係です
銀行は低金利がずっと続いているたため、儲けられない環境になっています
景気も良くないし内部留保が非常に多くなってますし企業が銀行から借りてくれないという状況も続いていると思っています
また、JTはタバコ、世界的に禁煙が主流になっている現在厳しい状況です
パチンコ業界もどんどん遊技人口が減ってきていますし、パチンコホールもどんどんなくなっているため、儲けを増やすのが難しい状況です
そのため、配当はとてもいいが、株価がジリ貧で配当よりも株価が下がるスピードが早く資産を減らしてしまう可能性が高いため、選定する銘柄から除外しました
ただ、一部現状では成長が見込みにくい業界の銘柄も入っています
選んだのはなんとなくですw

選んだ銘柄は以下(利回りは2021/2/1時点)

銘柄名 利回り(予想) 業種 東洋経済業種
7860 エイベックス 9.50% 情報・通信業 メディア
9904 ベリテ 8.91% 小売業 消費財小売り
6104 芝浦機械 7.21% 機械 産業機械
9434 ソフトバンク 6.31% 情報・通信業 通信サービス
8068 菱洋エレク 6.20% 卸売業 電子部品・産業用電子機器
1852 浅沼組 5.88% 建設業 建設・土木
8893 新日建物 5.62% 不動産業 不動産(住宅)
1808 長谷工 5.61% 建設業 宅建
1961 三機工 5.61% 建設業 設備工事
7638 NEW ART  5.52% 小売業 消費財小売り
9743 丹青社 5.29% サービス業 他産業サービス・製品
5020 ENEOS 5.22% 石油・石炭製品 燃料・資源
8996 Q-ハウスフリー 5.14% 不動産業 宅建
6411 中野冷機 5.05% 機械 設備機器・部品
3244 サムティ 5.05% 卸売業 総合商社
8058 三菱商事 5% 不動産業 不動産(非住宅)
8725 MS&AD 4.97% 保険業 損害保険

エイベックスは驚異の9.5%潰れるのでしょうか
エンタメ業界は非常に厳しい状況のようです、CDも売れないしね

インデックスファンドだと銘柄によって投資比率を変えています
例えば、先に紹介した「1698 - 上場インデックスファンド日本高配当」は

銘柄 業種 比率
日本たばこ産業 食料品 6.70%
ブリヂストン ゴム製品 5.55%
キヤノン 電気機器 5.43%
キリンホールディングス 食料品 4.83%
アサヒグループホールディングス 食料品 3.93%
日本電信電話 情報・通信業 3.11%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行業 3.11%
武田薬品工業 医薬品 2.98%
NTTドコモ 情報・通信業 2.91%
三井住友フィナンシャルグループ 銀行業 2.17%

という感じですが、私の選んだ銘柄は構成比率を同一にしてみました
17銘柄なので100万円を17分割にして、約58,000円
58,000円で投資できる株数を買っていきます
例えば、「エイベックス」の場合、株価が1402円だったとすると
58,000円÷1,402=41.369・・・となりますが、切り上げて42株を購入するといった具合です

2/5の終値で購入したら以下のようになりました

銘柄名 株数 購入株価 金額
7860 エイベックス 42 1,402 58,884
9904 ベリテ 161 362 58,282
6104 芝浦機械 21 2,795 58,695
9434 ソフトバンク 41 1,420 58,220
8068 菱洋エレク 20 2,910 58,200
1852 浅沼組 13 4,525 58,825
8893 新日建物 141 412 58,092
1808 長谷工 45 1,318 59,310
1961 三機工 46 1,265 58,190
7638 NEW ART  60 973 58,380
9743 丹青社 73 800 58,400
5020 ENEOS 134 433.5 58,089
8996 Q-ハウスフリー 73 805 58,765
6411 中野冷機 10 5,940 59,400
3244 サムティ 22 2,749.5 60,489
8058 三菱商事 34 1,706 58,004
8725 MS&AD 19 3,138 59,622
合計 - - 997,847

さて、1年後はどうなっているでしょうか