行け!!専業両替部

FX 外国為替を中心とした話題を自由気ままにつづります

FX ダウ理論 波を捉えるコツを紹介

波を捉えるコツ

FXや株取引でよく見るダウ理論というのがあるが、まずは波を捉えないと始まらない
テクニカル分析をする上で、重要なレジサポを見つけるにしてもトレンドの判断にしてもトレンドラインを引くにしても
すべてにおいて波が原点である

当然いろんな考え方があるので、紹介する方法が良い方法かどうかは分からないが、波の捉え方を詳細に具体的に解説しているサイトを私は発見できなかった
なので、自分で考えた方法を紹介してみたい

人によってはチャートを見ただけで感覚で波を捉えてトレードできる人もいると思う
しかし、私は感覚がブレブレでチャートをばっと見るだけではアップトレンドなのかダウントレンドなのかもよくわからなくなってくる
この方法を使うようになってからはトレンド方向も間違えないし水平線も迷わず引けるようになった
波を把握するためにインジケーターのZIGZAGなどを利用する方法あり、今回紹介する考え方として非常によく似ています
(自分で引くのが面倒な人はZIGZAGを利用してDepthを20にすると似た線が引けます)
自分で引くのは自分で引くことによって、よりチャートに向き合え環境把握も行えるためです

ボリンジャーバンドを利用する

波を書くのにボリンジャーバンドが有効に使える
このことに気が付くまでに時間がかかった
ボリンジャーバンドの詳しい説明は他サイトに譲るが一般的にボリンジャーバンド移動平均線をベースとしてその偏差を統計学を用いて引いている
±2σ内に収まる確率は95.4%になるらしい
そんな小難しいことは置いといてこの±2σを超えたところを頂点として波を捉える
(ちなみにボリンジャーバンドの期間は20ですが自分の思う数字に変更してもよいかもしれません)

f:id:rovelt-woo:20220415125709j:plain上は何も考えずになんとなく山谷があるところに線を引いた場合
下はボリンジャーバンドの±2σを突き抜けたところを山と谷の頂点と考えて引いた場合

f:id:rovelt-woo:20220415140155j:plain比べれば瞭然、波の数が減ってすっきりする

ボリンジャーバンドの山谷をつなげるといっても少しコツがいる
1.山や谷の頂点となるためには必ず±2αを突き抜けていること
2.±2σを突き抜けたところからさらに上値もしくは下値がある場合は、そこが山や谷の頂点となる

例えば以下の図のように①は-2σを突き抜け②まで上昇しているが、②は+2σを上抜けずに、さらに下値を試す動きをしているため、②は山とは見なさず下降の継続とみなす

f:id:rovelt-woo:20220415141500j:plain

3.急激に上下に動いている場合は、山や谷の頂点とみなさず無視することもある

例えば以下のようにバンドがスクイーズ(収縮)しているチャートの場合、±2σを何度も急激に突き抜けてしまうことがあるf:id:rovelt-woo:20220415142539j:plain
このようなチャートで素直に±2σを突き抜けた方といって山と谷を書いてしまうと以下のようなわかりづらいチャートになってしまう

f:id:rovelt-woo:20220415143359j:plainそこで一部の頂点は無視(省略)して山と谷を書くようにする

f:id:rovelt-woo:20220415143614j:plainするとチャートはわかりやすい形となっていく

どの時間足のチャートでも適用できるが、引き直しなどで忙しくなってしまうので私は1時間足チャートまでで行っている
ちなみにこの方法でチャートにお絵かきをするとほとんどの場合日足は短くても1か月4時間足で1週間1時間足だと1日は上昇なら上昇、下降なら下降と流れは変わらないのが見えてくる

見えてくれば、優位性のある戦略は練りやすくなる、お試しあれ!